モービルマッピングの活用事例

モービルマッピングは、車載型の移動式高精度計測システムです。

GPSをはじめレーザースキャナーや360度全周カメラなどを車両に搭載し、走行しながら道路の周辺情報を取得するものです。同システムでは車両の位置や姿勢を高精度に把握しながら、同期された機器により効率的にな3次元情報を取得できます。移動しながらの計測が可能になることで、広範囲の3次元空間情報を短時間に取得できるわけです。モービルマッピングシステムには、様々な種類のセンサーが搭載されます。位置情報には全地球航法衛星システム(GNSS)が使用され、速度や傾きに関しては慣性計測装置などが用いられます。GNSSが使えない場所では、タイヤに設置されたホイールエンコーダーが利用されることになります。

モービルマッピングでは移動しながらの計測による、広範囲の点群取得が期待されます。同システムは短時間で高効率な計測を可能にし、生産性の向上にも寄与するものです。市街地などの人口密集地や海岸線など、上空の飛行が難しい場所における計測にも対応可能です。道路のわだちやひび割れなども、点群データや全周囲画像を活用して詳細な識別が可能になるわけです。点群データからは座標値の割り出しも行えるので、問題個所の位置や形状が正確に分かります。特にモービルマッピングは、長大な地域を計測するのに適しています。それゆえ河川の堤防などの点検にも利用可能で、防災管理などにも活用することが出来ると言えます。

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