航空レーザー計測の特徴とは

航空レーザー計測とは、地上へ向けてレーザーを発射する装置を小型飛行機やヘリコプターに取り付け、その反射波を記録することで地形計測を行う技術です。

最近ではドローンを用いてより手軽、安価に行うことも可能となってきており、より身近になってきた航空レーザー計測。どのような特徴があるのでしょうか。山岳地帯や丘陵地、森林地帯などの人や機械での作業が難しい場所での地形計測で利用されますが、その際に問題なるのは樹木等による計測障害です。これに対しては地表面が樹木に比べてレーザーの反射が強いことを利用し、反射波の強弱を細かく記録して強い反射波のデータを収集することで樹木等にさえぎられた地面を正確に計測しています。

河川や湖などでも水面で反射するレーザーと水中も進むレーザーを同時に使い、水深や湖底の地形を計測することもできます。音波測量船が進入できない浅瀬や岩礁の計測もできるため、これは航空レーザー計測の大きな利点です。また、細かい地形データが必要な場合は低速度のヘリコプターを、広大な面積を計測する場合は小型飛行機を使用し、ドローンでの計測では施設の周辺状況などのさらに狭い範囲の計測に使用します。

これらの方法で集めたデータは3次元の図形として処理できるため、等高線を用いた地図だけでなく陰影図や鳥瞰図など各種の図面に変換することも可能です。これらのデータは各種工事計画の策定やがけ崩れ、土石流などの自然災害予測だけでなく、3次元画像は直感的に理解しやすいため、説明資料の添付図としても活用されています。

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