災害時の復興に役立つ空間情報

地理空間情報とは地理や空間上の特定の地点やエリアの情報のことで地図や空中写真、GPSを用いて取得したデータなどはカーナビゲーションシステムやハザードマップ、オンラインで見られる3D地図データとして利用されています。

緊急時にドクターヘリを飛ばす際の下見に使用されたり、災害時には被災者からの情報をもとに、リアルタイムで被害を把握することもできるなど様々なメリットがある情報です。​日本では1995年1月の阪神淡路大震災で地理空間情報が効率的な災害復旧に役立ったことから、平成19年5月には地理空間情報活用推進基本法が施行されました。​以後は国土空間基盤データの整備と、地理情報システムの普及と促進が進められています。

​地理情報システムの奨励と並行して、国独自の準天頂衛星による衛星測位システムも推進されていましたが、宇宙航空研究開発機構への莫大な協力費が国民の理解を得られず頓挫しかけていました。​しかし2010年6月に小惑星探査機はやぶさが7年かけて小惑星イトカワから帰還したことで、国民の宇宙航空研究開発機構への理解が得られ、2010年9月に準天頂衛星初号機みちびきが無事打ち上げられます。

2011年3月の東日本大震災では地理空間情報を元に救助と復興を効率化するなど、有用性を見せつけました。​現在では国土地理院による基盤地図情報サイトがダウンロードできたり、地理空間情報ライブラリーがオンラインで閲覧できるようになっています。

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